mosyoesyoe's blog

徒然書いたら結果、今のところ、自社の宣伝。お得情報。パソコンTips。雑感。

書評2つ:共通点は日本のおかしさ?

古本屋でベストセラーを買ったら、買って得したと思いました。

『ハゲタカ(上)』(真山仁):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

真山仁 2006年 初出2004年ダイヤモンド社

NHKドラマで柴田恭兵の印象が残っていましたが、ハゲタカ側(イーグルですね)が主役だったんですね。原作ではリン・ハットフォードがキレまくってます。

 

『亡国のイージス(上)』(福井晴敏):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

福井晴敏 2002年 初出1999年)

映画の「UCガンダム」>原作本と来て、これを読みました。「UCガンダム」より桁違いに面白いです。北朝鮮工作員ホ・ヨンファ含めて、誰が主役だろうというくらい、様々な葛藤・怒りを持って登場人物が行動していきます。どんでん返しあり(すっかりだまされてました)、生い立ちからエピローグまでの見事に紡がれていく人物描写、すごい作家なんだと、興奮して読みました。

 

どちらもそんな新しい本ではないですし、ハゲタカは経済ネタでもあるので、ちょっと懐かしい感じもします。日本の経済再生・日本のゆがんだ安全保障、状況は変わったところもあり、相変わらずなところもありですが、本からそれらに対する「熱」を当てられた次第。良い読書体験でした。

ゴールデンウィーク雑記:混雑と映画鑑賞

どうでもいい話ですが、日記的に。

今年のゴールデンウィークは2日は休みで、明日6日は出勤です。

2016年5月3日(火曜日)

野田市清水公園のアスレチックを目指しました。

ameblo.jp

 

 公式ブログにもあるように(これは5月5日ですが)、10時ごろには満車の駐車場にぎりぎり入場。アスレチックは入場券買うだけで2時間近い行列に並ばされて、入っても、丸太渡るだけでもすぐ10分は待つことになりました。いや~、GW恐るべし。家にいるもんだと思った次第。

 

2016年5月5日(木曜日)

天気がとても良かったので、映画館なら空いているだろうと、行ってみました。

 

www.shinchan-movie.com

 しんちゃん映画は初体験。テレビでの印象があまりよくないので、期待度が低かったのが逆に、とても良かったです。

あっけらかんとした世界観が、エヴァ的なノリも見事に明るく見せてくれました。前日に実は録画してあったス○ーウ○ーズを見たのですが、同じお金払うなら「しんちゃん」でいいやと思った次第。

さて、明日から頑張ろう。そしてブログも頑張ります。

政治家とは:朝日新聞のインタビュー記事

  今日の朝日新聞は久々に記事をスクラップしました。前ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏のインタビューです。スピーチが絵本になっていて、書店で見たことがあったのですが、インタビュー記事を読み、非常に興味を持ちました。

 

www.asahi.com

 

 政治家がなぜ必要なのか。ピケティが言うような自由主義経済で広がる格差に対して、富の再分配をして、「公正な社会を目指す」のが政治だという。分かっていたつもりでしたが、この方の発言を受けて、新鮮な感銘を受けました。また、人生観や社会観にいちいちごもっとも。民主主義については、「銀河英雄伝説」のヤン・ウエンリーを思い出してしまいましたw

 こういう人になりたい。こういう政治家に投票したい。

書評2つ:神話と史実の相関に絡んで

年末に写真をアップしたのをやっと読了しました。どれも面白かったのですが、関連ある2冊を紹介

 

兵器と戦術の日本史|文庫|中央公論新社

(金子常規 1982年 原書房刊の文庫化)

(2013年 新潮社刊の文庫化)

 

「兵器と戦術の日本史」は自衛官の著ということで、武器の発生した弥生時代から太平洋戦争まで、通史として面白く読めます。

姫神の来歴」は、おそらく学術的な研究者には論証がどうこうと言われるのでしょうけど、神社の縁起等も辿りつつ、想像力たくましく、古事記日本書紀の記述と、中国の歴史書の記述とを繋げて、日本の古代の歴史を語ってくれます。神に異名が多いのを逆手に取ったかのようにいろいろな神様が同定されていきます。その仮説が楽しいので、ネタバレになるのでここには書きませんが。

 

それで、「兵器と戦術の日本史」にも、古事記日本書紀の神々の使用武器での時代考証があり、こういった切り口があるのかと感心させられました。

 

ネタバレにならない範囲で書いておくと、二書の見解は近いところがあります。

倭国大乱の争いが歴史書に書かれているわけで、これが日本で神話化されたのが、アマテラスとスサノオの争いという物語・出雲系の大国主命を代表する国つ神(青銅系文化)が鉄器を携えた勢力に敗れた歴史に比定されていきます。

そして、アマテラスとスサノオは姉と弟とされていますが、別系統の対立する部族系統と説明されていきます。

 

想像力をかきたてられる面白い考察でした。

パソコン等の廃棄>処分でリサイクル

年末のご挨拶から久々の更新で、この程度のお得情報ではいかんだろうと思うのですが、お世話になったので紹介

pc-farm.co.jp

 とっても古い(NEC PC98時代の)ブラウン管ディスプレイ(CRT)と映らなくなった液晶モニタを処分しようと調べたところ、紹介したところはCRTも対応いただけるということで、梱包と送料のみで処分できました。

廃棄物より、少しでもリサイクルされればとは誰しも思うところ。

PC3R : : 一般社団法人 パソコン3R推進協会

RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

上記みたいなところと比べて、無料回収ですから、間違いなく安価に処分できる訳ですが、金額分上記法人のが、きちんと処理されているかは一般消費者では分かりません。回収業者を調べるとネットで結構出てくるので、事業性はある(≠おかしな処分で費用を浮かせている)と理解しています。

素材レベルではなく、再生品・修理品として売れるものが集まるものなのでしょうか。

本年もありがとうございました

f:id:mosyoesyoe:20151204113333j:plain年初にバックトゥザフューチャー3部作を観ようと心に決めたのですが、もう時間的に無理です。残念。

お茶の水の「書泉ブックタワー」が今年店じまいされました。昔、あるイベントのポスターを貼って欲しいとお願いに行き、快諾いただきましたのが、良い思い出です。閉店後、お茶の水三省堂書泉グランデで買い込んだのが、上の写真の面々。買うのが決まっているなら、通販でも良いのでしょうけど(上段はそういう類のものですが、さすが三省堂、ありました)、やはり店頭で興味を持ったものを物色できるのは、本屋さんの魅力です。

買った本に面白いことが書いてあったので、来年以降紹介できればと思っています。

さて、このブログも開設後丸4年が経ちました。6万5千ビューで、1日100近く見ていただいています。来年は10万ビューが見えてきました。その為には、もうちょっと頑張らないといけないなと思います。今後もお役に立つ情報を載せるべく、雑文綴ろうと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

本年もありがとうございました。よいお年を。

仏壇の掃除:大掃除失敗篇

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こっちは大失敗。仏壇の仏具磨きをするついでに、開き扉の内側の金ぴかを軽く拭いたら、あっという間に黒い地が出てきました。研磨剤がついたもので拭いてはいけません。我が家の仏具類は真ちゅうだったのですね。剥げた側面は塗装とかではなく、金箔だったのかしら。まだ生きている尊属に怒られる~。ひ~~。

仏壇修復系の情報探してみようかしら。何にせよ、皆様真似されませんように。