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習作:ライフネット生命保険の重い課題

ライフネット生命保険2014年新卒採用(リンク

課題A
現在、日本人の平均寿命は82.67歳です。(注1)医療の飛躍的な進歩により、今から50年後に日本人の平均寿命が100歳になるとしたら、どのような問題が起こるでしょうか。その問題を解決するために何をすべきか、次の設問にしたがって説明してください。
[1]日本人の平均寿命が50年後に100歳になった場合、2013年現在と比較してどのように社会が変化するか予想して説明してください。
[2]50年後に成人を迎える若者にとって、[1]の社会であなたがもっとも深刻だと思う問題を挙げ、選んだ理由を説明してください。
[3][2]の問題に対する解決策を考えてください。
(注1)厚生労働省平成23年 簡易生命表」(男女平均)

私の解答
[1]無理を承知で前提にいちゃもんをつけさせてもらいます。課題の注1に引かれた資料中にある「死因分析」によると、特定死因を除去した場合の平均余命の延びの分析は「悪性新生物、心疾患及び脳血管疾患を除去した場合の延びは、0歳では男7.38年、女6.22年」とあり、さらに肺炎を加えると、男8.25年、女6.95年となります。すなわち、50年後に「医療の飛躍的な進歩により」こうした特定の病気で亡くなる方がいなくなっているとするならば、23年に0歳だった人の50年後の平均余命はほぼ40年でしょう(平均90歳まで生きる)。平均寿命の定義により、その時の平均寿命が100歳とは、その時の0歳が平均余命100歳ということになりますが、「医療の飛躍的な進歩」だけでは、実現しないであろうということが、資料からは読み取れるのではないでしょうか。
医療で解決できる死因を無くすだけでは、平均寿命100歳は実現できないのです。それを実現するには、「不慮の事故」や「自死」さえ克服しないといけないのです。もし、今後50年かけて平均寿命をあと約17歳分延ばしていけるのならば、それは経済的困窮や環境・食料・エネルギー問題を克服し、安全な生活が約束された非常に幸福な世界を50年かけて我々が作り上げたと言うことになると思います。
[2]平均で寿命100歳が約束される幸福な世界では、おそらく人間には精神的な部分の問題しか残っていないでしょう。成人が今と同じ20歳かは分かりませんが、(100歳のスパンで見れば、まだ20歳は未成熟。おそらく成人と認められて働き出すのは30歳くらい?そして定年は80歳越えてる?)社会に出てから長い長い時間があるわけです。「自分とは何者か」「自分は何をなすべきか」といったアイデンティティーに関することがらが、新成人にとって最も大きな問題として立ちはだかることでしょう。
[3]それぞれが答えを出すしかないことです。生物として子孫を残すことだけであれば、100年の歳月はきっと必要ないでしょう。私であれば、生き物ではない「もう一つの子供」を後世に残すべく、活動したいと思います。現在だと、どうしても子育てや仕事で、定年後にあれしたい、これしたいというのが増えていくだけですから。