法人税を納税してきました:ETaxだと復興特別法人税に注意
当社8月決算なので、決算業務・所得税申告等々ありましたが、無事終わりました。
このブログにも流れを載せて紹介したいところですが、自力でやるのは2回目。初めより時間は短くなりましたが、まだ他人様に見せるなんてとんでもない、四苦八苦しながらの状態でして、税理士を雇っておくというのは結構省力化になっているのだなぁと思う次第。なので、思いつくままに課題とTipsレベルの話を。
おおまかな流れ
当社はMS-Access2007で作った自作DBで、普段から帳簿付け
8月末で会社の営業期が終了
決算仕訳関係
具体的には全銀行通帳の記帳>漏れがないか、残高確認
固定資産の減価償却
決算書作って、株主総会
申告書の作成(国税庁の作った純正ETaxソフト使用)
法人所得税等の申告(Etaxと地方税は紙ベース)・銀行で納税
という形が正しいのだと思うのですが、株主総会を順序としては挟んでいますが、決算書と申告書を同時進行で書類作りながらやらないといけないのが私の現実です。そして、一歩進んで半歩下がるような状態。。。
まず課題として
- 決算・税務申告についての理解がまだまだ不十分で非常に心配。もっと資料等熟読すべき。
- ETaxソフトが昨年のものを使い回したい部分がいろいろあるのですが、その方法が分からない。例えば、所有する不動産のリストの入力や、減価償却の計算で毎年固定資産を入力するのは無駄。
- ETaxソフトで財務諸表も再入力しているので、指定されているXBRL2.1形式と自社のAccessとの連携・省力化。
- そもそも申告に必要な用紙がどれだか分からないのが実情。初めてやる方は紙ベースの申告書を一式貰ってきた上で、入力はPC上でやる感覚でないと無理じゃないでしょうか。
- 地方税eLTAXも来年挑戦してみよう。
やっぱり税務申告関連で占めました。次に少しでもお役にたてばということでTips
- 仕訳は細かく。合計するのはPCであれば一瞬なので内訳が大事。申告書に別表があるようなものは内訳ベースで入れると最後が楽。
- 例えば、通帳に利子が入金されていても、利子と所得税を分けておけば、別表6や8で使える。
- 同様に交際費は仕訳上は同じでも別表15で控除額の計算をすることになるので対象を記帳時に分けておくとよい。
- 他にも内訳書を求められるものは細かく分けておきましょう。
- そして、次の期に繰り越した際に、合計額で繰り越すのではなく、明細ベースで転記すると確認で古いの見直したりしないで済むので楽です。売掛金とか。PCベースで作業するからこういう部分は効率的にやりたいものです。
- 「復興特別法人税」の申告は、法人税の確定申告とは別に用紙を用意しないといけません。Etaxソフトの場合、ソフト起動時に「追加インストール」から当該申告書をインストールしないといけないので、昨年と同じ流れで確定申告をやると申告漏れになる可能性があると思います。この辺は告知が充分なのでしょうか?法人税と同時に申告ですが、Etaxソフトとしては法人税と復興特別法人税の二つを送信する作業が必要になります。
以上です。最後がとても有益な気がしてきたのでタイトル変えました(笑)