mosyoesyoe's blog

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法人税:赤字は怖くない

個人の所得税や法人の事業税は、消費税と比べて、不公平ではないです。でも、所得がすくなかったり、赤字なら支払わないで済みます。我が社は売上が少なく消費税も納税せず、赤字なので事業税も支払っていません。県民税市民税の均等割は定額なので毎年支払っています。

赤字だと何が困るのか?株式会社の場合、資本が毀損していくので、出資者が損をします。我が社の場合、出資者は私とその親族なので、その点損しています。だけど、節税だと考えると、ありです(これはまたの機会に)。

個人ベースだと、自分の生涯の収支を見たとき、プラマイゼロで終われればよいと考える人が大勢いると思います。でも、借金まみれでそのまま死んだ破天荒な人生の人を羨ましいと思ったことはないですか?自分の収入以上にお金を使えたのだから、楽しいことも沢山あったでしょう。お金だけで言えば得な人生です。

国で見ると、歳入と歳出のバランスはどうなっているのが良いのか?国民としては、歳出超過がありがたい。納税以上のサービスが受けられるのですから。取引先の社長が「埋蔵金なんてあっちゃいけない。納税した分は全部使って貰わないと困る」ということを言ってました。その通りだと思います。国や自治体が黒字になるというのはとんでもない話で、入る分だけどんどん使うべきです。どう使うか、どの位赤字にするのか、その匙加減が求められているのではないでしょうか。まあ、消費税を上げるのは、使う量をさらに増やしたいからなんですが。

相続税のところで書いたように、その差額分が国債として国の借金として残り、それを豊かになった国民が引き受けているバランスになっているわけですから、いまのところそれでよし、と。

では、いずれ、全ての国家・地方自治体は破綻するのでしょうか?これまた相続税のところで書いたとおり、赤字分豊かになった国民がその黒字(国の赤字分)を死亡時に返還してくれればしないですよね。