mosyoesyoe's blog

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更新料:賃貸借家

私の住んでいる地域では、賃貸借家は、敷金・礼金ありで、2年で更新。更新料も発生するケースが多いと思います。ニュースでも話題になるように、更新料については最高裁判決で契約として基本的には「有効」と判断されました。常識的な判断だと思います。青色申告の書式には、収入の内訳として、「賃貸料」「礼金権利金更新料」「名義書換料その他」となっており、一般的に使用されていることが見て取れます。消費者契約法で違反なら、そんな書式を許容しないでしょう。

先日、私の貸家が更新ということで手続きしたのですが、仲介業者が更新時に代行料で0.5ヶ月分+消費税をとります。この仲介業者は大手さんなんですが、「街の不動産屋さん」が好きな私としてはいろいろ不満があって、日常的な管理は任せていません。そうでなくても、家賃を受け取る部分をわざわざ代行してもらうこともない人は多いでしょうから、この2年1回の更新というのは、業者さんにとっては重要な収入源と言えます。更新料がなかったら、おそらく業者さんはなりたたなくなるのではないでしょうか。ちなみに更新するのに宅地建物取引業が仲介したり、契約書作ったりする必要は全くありません(契約書にそんな文字はどこにもありません。取引主任者の名前もない)。なので、私も当初の仲介業者を通さないのもありですが、その辺は商慣行です。月々の管理料は払いませんけども。

ただ、借りる側には分かりにくいお金というのは事実。自分でも作れる契約書の為に大枚払うのは馬鹿らしいと思うでしょう。地域によって大体横並びということで、2年間の実質負担額で契約していただくしかないかとは思います。ちなみに更新料は無くなっていくのではないかという論調も見受けられますが、空室率の低い私の地域ではまだまだ続くのではないかと思っています。