mosyoesyoe's blog

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ローカルルールのページワン

今週のお題「ゲームの思い出」

進学校に通った高校時代、休み時間にやるゲームは主にトランプゲームでしたが、その中で「ページワン」は卒業後、プチ同窓会で集まってもやっている名作ゲーム。40過ぎても、機会があればやるのだからたいしたものです。

ルールは若干複雑で新しく誰かに教えようと思わないレベル。でも、記録しといた方がいいよな~と思い、ここに記しておきます。

◎ルール(私の記憶のローカルルールです)

手持ちのカードを無くしていくゲーム。最後に残った一人が、持っているカードによって点数が加算されていき、決めた回数を終えた時点で、持ち点の多い人が負け。この辺は私にとって、あまり重要ではなく、一回一回が楽しい。

1.親が任意の枚数をそれぞれに同数配る。

2.山札を1枚めくり場にだす。前回の負けた人から始める。

3.同じマークもしくは同じ数字のカードを1枚出す。次の人も同様。出せない場合、カードを山札から1枚手札に入れる。この際、引いたカードが出せる場合、場に出してよい。

4.手札が最後の一枚になる時(つまり2枚の手札で場に出す時)、「ページワン」と宣言して出さないといけない。忘れると2枚山札からペナルティーで取らないといけない。

5.最後の一枚を出せれば、そのプレイヤーは上がり。最後の一人になるまでやる。

以上が基本の流れですが、特殊ルールがあります。

6.カードは特殊な役札があります。

 ジョーカー:どのカードとしても宣言して、場に出してよい。ただし、最後の1枚として使い、上げることはできない

 A:スキップ 次の人を飛ばす。プレイヤーが二人の場合、自分の番になる

 2:ドロー2 次の人は2枚山札から引く。引いた2枚から場に出せれば、出してもよい。ただし、ドロー2をさらに出せば出したプレイヤーは2枚引かずに、次の人に引き継がれる(Aさんが2を出して、Bさんも2をだしたら、次のCさんが4枚引く)

 8:ワイルドカード スーツ(ハートとかダイヤとか)を宣言し、次の人はそのスーツもしくは8を出せる

 9:リバース プレイヤーの順番を逆転する。プレイヤーが二人の場合、自分の番になる

 K:ハゲ 次の人は、手札をオープンにする。ドロー2同様、Kを出すと自分は手札をオープンせずに次の人に引き継げる

この辺のルールは、UNOのカードがないなかで、手軽にトランプでプレイするためのものなのでしょう。

7.ドボンルールがあります。ここが一番の特長。誰かが山札にカードを出した際に一定条件ですべての手持ちカードを、山札にカードを出したプレイヤーに押しつけられます。この時は「ドボン」と宣言して。押しつけます。その条件というのが、出されたカードの数字に対して、手持ちのカードが四則演算のいずれか、もしくは相加平均・相乗平均で一致すれば出せます。
例えば、1.1・2・8と持っている時には、Q(12)が出されたら、1+1+2+8で12となるので、Qを出した人にこの3枚のカードを「ドボン」と宣言して、渡し、いきなり上がれるわけです。自分の順番になっているかは関係ありません。ちなみに引き算なら8-2-1-1で4、かけ算は16になるので無理。割り算が8÷2÷1÷1で4。相加平均は3。相乗平均なら1×1×2×8の4乗根で2。つまり、上記の手札の場合、12,4,3,2が場に出た時ドボンで上がれます。私は人生の中で相乗平均はこのゲーム以外使ったことがないですw

なお、ジョーカーを持っているとドボンは使えません。

8.なんとドボン返しもありです。場に出した人が例えば6を出して、ドボンをされたとしましょう。でも、場に出した際に、残りの手札で6をドボンできる状態になっていたら、ドボン返しと称して、押しつけてきた人に自分の手札を押しつけられます。複数からドボンされた場合は、好きな人一人にドボン返しするというルールです。

という訳で、やってみると結構な計算量が必要で、卒業後は、なかなかやる人を集めるのが大変。なので、同窓の人間同士でないとやらないという、非常にローカルなゲームでした。上下の学年がどういうルールでやっていたのか、そもそもどういう流れで同窓で流行ったのか、よく分かりませんが、思い出深いゲームです。