mosyoesyoe's blog

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お彼岸にあたって:ご先祖様率

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったっもので、暖かくなってきましたね。と平凡な始まりですが、暖かくて、布団から楽々出られました。

週末、お墓参りに行って、お寺さんにもらった冊子に「父母が二人、その父母がそれぞれ二人~~命のつながりが~~」みたいなことが書いてあって、ちょっとだけ計算してみたくなりました。

多分昔はそんなことないと思いますが、25年で1世代進むとすれば、100年前は4世代前のひいひいおじいちゃん・おばあちゃんが同じくらいの年でいたはずです。その数は、2の4乗でひいひいおじいちゃん8人・ひいひいおばあちゃん8人の計16人。お彼岸でお墓参りした際、イメージがわかなくなる境界って、このあたりじゃないでしょうか。100年前の第一次世界大戦のころ、私の4世代前16人がいたわけです。

一気にさかのぼって、400年前。戦国が終わり、大阪夏の陣で豊臣も滅んだころ。同じペースで世代が遡ると、2の16乗で65536というなじみ深い数字がご先祖様の数として現れます。この時の日本の人口が、1600年は1227万人(鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』より速水融『日本経済史への視角』を引用)とあるので、当時の実に0.53%が自分のご先祖様だということになります。これがご先祖様率!もちろんご先祖様を辿ったら別ルートで同じ人にあたらないとします。

これを書こうと思った興味はどの辺で人口とご先祖様の数が逆転するのかな~、ということ。つまりご先祖様率が100%を超えるのか?ということ。

それ以前のデータはWikipedia様で引用すると

近代以前の日本の人口統計 - Wikipedia

1500年が800~1700万人

1400年が800~1250万人

となっています。対して、ご先祖様は

1500年が2の20乗で104万人

1400年が2の24乗で1677万人

1400年には、ご先祖様率が100%を超えるという概算でよさそう。足利義満の死後数年の世界では、全員がご先祖様になります。すなわち、足利義満の血を引いているとか、清和源氏の流れを汲むとか、言い張っても数字上OK?

ちなみに1世代20年で計算すると1500年にはご先祖様率が100%超えます。