mosyoesyoe's blog

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書評:トリーズの発明原理40~~数字のいちはなあ~に?

折角買って読んだので、ブログに残しておきます。

「トリーズ」というもの自体初耳でした。詳しくは、本書が入門書なのでこれを呼んでいただくとして、問題解決するための発想法を体系化したものです。

この理論にある解決法(発明原理)が40あるそうですが、著者はそれをシンボルマーク化して、印象付けてくれました。噛み砕いた説明とあいまり、大変理解しやすい本でした。

私の理解した範囲で書くと、トリーズの評価されるところは、分類の仕方がすばらしい発明だったということでしょう。39に分類された特性パラメーターと40の発明原理により、分野ごとに登録される特許が新しい価値を生み出したわけです。日本でも特許が公開されているわけですが、データベースのタグ付けとして、これほど役に立つであろう分類法はない気がします。是非、日本の特許の分類にも入れるようにしてもらいたいです。

こうした理論を活用によって、人間の発想が経験を超えて、止揚されていくかは、私は懐疑的ですが(独創を後付けでこの理論内に入っていると説明できても、理論が先にあって独創が産み出せるのか)、トリーズがすばらしい体系であろうことは分かりました。

アフィリエイトしていませんが、著者がアマゾンの順位を気にしていたので、リンク貼っておきます。


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