mosyoesyoe's blog

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下水道事業受益者負担金等の説明会に出席してきた

今まで浄化槽だった我が地元も下水道が通ることになったのは喜ばしいのですが、何やら負担金等がいるそうで、説明会に出席してきました。よくテレビで見る公民館とか体育館でやる住民説明会ですよ。前には作業着姿の市役所関係者がそんなにいらないだろ!といいたくなるほど雁首並べていて、住民がびっくりするほど集まっています。役人が資料の説明しても、ちょっと資料を持った手が低いと「見えねえ!」と罵声があがるドキドキした空間でした。

要点は

1.下水道は受益者がその地域のみと限られるため、全額税金ではなく、公平性を保つために、受益者の土地面積に応じて受益者負担金を支払う。(1平米あたり250円・3年12回払いができます)

2.下水道を利用しないであろう、駐車場はもちろん、森林だろうが、私道だろうが負担する。

3.貸地の場合、借地権者が受益者になる。貸家の場合、貸主が受益者になる。(ぱっと見、おかしく感じる方もいるかもしれませんが、これが実態に近く、正しいと思います。)

というわけで、上記の負担金を支払いましょう。続いて市による下水道本管工事が始まり、そこに繋げられる方はラッキー。古い地域なので、私道内を通る配管を準備してから、家屋と接続します。アンラッキーな方は私道ではなく他人の所有地を通ってたりするかもしれません。うちはありませんでしたが、ありえると思います。想像しただけで大変そう。

で、要点の続き

4.私道については(複数の家で使用している等)要件を満たせば、全額市の負担でやってくれます。地権者の代表を立てて申請するそうです。後の質問会によると、全員の同意が必要だけど、代表者がやらなくても業者ががんばって印鑑集めてくれるそうです。そして、この全額補助の出る私道は市で金額が決まっているそうです。

5.さていよいよ下水道ができました、あとは個々の家々で接続しなければいけません。ここで水洗便所改造資金貸付制度があります。無利子です。汲み取りで40万円以内。それ以外(浄化槽等)で30万円が上限とのこと。浄化槽の埋め戻し・配管工事で大体これで収まるということみたいです。ちなみに貸付条件で市税を納めているのは当然として、上記の受益者負担金も払ってないといけないので、そこで揉めた人はこういうところで因果が返ってきます。

6.でも、どうしても下水は高い(上水道料金の約8割になるらしい)という場合、切り替えませんよね。法律上、下水が通ってから「遅滞なく」排水設備を設置する義務があるそうです。汲み取りが3年以内。それ以外は切り替えが楽であろうから、それより短くして欲しいとのこと。(市は1年と目安を上げていました)ちなみに法律上義務だけど罰則規程はないそうです。

以上まとめてみました。

会は全体の説明、全体の質問受付、個別の相談等ありましたが、市役所の人は大変です。役人はどうこういう人がいますが、あれをこなせれば、民間で大抵の客商売でもへこたれずにやれると思います。