mosyoesyoe's blog

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お盆に寄せて

終戦以来、お盆の風景はきっと変わったのだと思うのですが、以前がどうであったかは知らない若輩者なので、昔話はできません。今のお盆は、戦没者追悼と重なって、先祖を追悼していると言ってよいと思います。

実家で、お寺さんが来てお経を上げている間、靖国神社のことが頭に浮かびました。家族が英霊になって、あそこに参拝する人達も、家は家で仏壇があって、先祖の追悼をしているんだよな、とぼんやり思いました。地元のお墓参りに行けば、地域で出征・戦死した墓碑が大きく建てられています。「英霊」と書きましたが、一人の人が神社に祀られ、また家で供養を受ける。この二重性が当たり前にあるのが、日本の宗教の面白いところだと思います。

さらに、天皇家のことに考えが移りました。この時期、全国戦没者追悼式に天皇皇后両陛下はご臨席されるわけですが、これは天皇「家」の追悼行事ではありません。天皇家はどうご先祖様をお祀りしているのか、もっと卑近に、皇居には仏壇がおいてあるのかしら?と疑問が湧きました。

東大寺の大仏を建立された聖武天皇を出すまでもなく、天皇家は結構長い間仏教徒だったわけで、明治天皇の先代、孝明天皇までは仏教式で葬儀をあげられて、京都の「御寺」泉湧寺が代々の菩提寺です。このお寺のことは知っていたのですが、今回調べてみたら、こんな記事「歴代天皇の位牌を祀る「皇室の菩提寺」とは」を見つけました。これによると、仏壇や位牌は明治期に泉湧寺に移されて、宮中に神殿が整備されているとあります。

詳しいところは、私がここでくたくた書くより、リンク先を見ていただいた方が興味深く読めると思います。私が、常々思っているのは、日本の明治期に行われた廃仏毀釈神仏分離といった日本人の宗教感を改変する政策がおかしなことであって、直接的な迷惑を被った寺社だけでなく、今の天皇家の祭祀に象徴されるような歪みを日本人の宗教観に植え付けたのではないかということです。靖国もその延長にあるのでしょうし。

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