3Dプリンター組み立て記 その4:CellP
いよいよ組み立て動画「その4」です。とうとう、動画で見本見せてる爪の妙にテカテカ綺麗な御姉様の顔が拝めます。
まあ、そっちはリンク先の動画を見ていただくとして、その4は電気配線と仕上げです。
まずエクストルーダを背面に付けます。ここで問題が発生したのですが、あとで写真とともに説明します。
右下奥の穴から、先程のエクストルーダのケーブルも含めて、底面にケーブルを落として(Y軸リミットスイッチのケーブルだけは右手前から)、背面になぜか3本でネジ止めする基板に端子を差し込んでいきます。このネジ止め用穴が、しつこく向きに注意と動画で言っていた底面の穴です。動画でも配線には丁寧に映像が出ているので、別情報として、基板RAMPS1.4のリンク貼っておきます。
説明動画の補足に
※制御基板にさすケーブルに関しましての補足です。
X軸とY軸(左から青黄緑赤の向き)、Z軸とエクストルーダ(左から赤緑黄青)はこの向きでケーブルをさしてください。
リミットスイッチ3本、ホットエンド(白いケーブル)、ヒートベッド温度センサーはどちらの向きにさしても大丈夫です。
とあるのが、ややこしいです。X軸Y軸とZ軸エクストルーダーの2組で、配線が逆に差さないといけないのです。なんでこうなったのか、私は分かりませんが。逆に差すと、逆に回るのかしら?ちなみに本家のRAMPS1.4の配線では、「赤青緑黒」で同じならびに差すようになっています。ケーブルの色からして違うわけです。
さて、次は電源ボックスです。展開図を並べておきますので、もうどうするか分かるかと思います。特筆すべきは、一般のATX電源なわけですが、使用するのは、マザーに差す12Vの4ピンとIDEに使う5Vの4ピンだけで、ATXの24ピンコネクタはなんとショートさせます。24ピンでいうところの、15ピン(黒)と16ピン(緑:パワーオン)です。つまりATXの元電源をスイッチに使い、パワーオンがショートされているので、給電されるわけです。写真でも大きなホッチキスの針のように刺してあるのが分かるかと思います。
そして組み立てる際、必要なケーブル以外は外に出さないようにします。この電源ボックスケースは作りが甘くて、プラグ抜き差しするとすぐ板が外れそうです。
出したケーブルは下を通して、基板と接続。この辺の取り回しはスマートでないです。他に電源を本体に繋げる部品とフィラメントのホルダー、エクストルーダーにストロー状のチューブ通し、ケーブルまとめる等したら、完成です。
これが、完成時の背面です。電源もフィラメントホルダーもついてますが、重くてこのまま本体を運搬するのは怖くてできません。すぐ折れそう。。。
ところで、冒頭のエクストルーダーの問題の件。組み立て動画と見比べた方は分かるでしょうか?なんと
背面板は対称図形ではありません!!
エクストルーダのチューブが垂直に天井方向に向かうのが正しい取り付けです。左側に斜めに配置された丸穴が二つ見えますが、背面板を逆に取り付けて、こっちの穴を使うのが正解のようです。しかし、フィラメントのロールの接線方向になった気がするので、とりあえずはこのままにしておきました。だって、これ直すと言うことは組み立てその1に戻りますからね~。