mosyoesyoe's blog

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確定申告:E-TAX(Web版):青色申告篇2

さて仕訳終わったら、試算表を出して、今度はEXCELに渡します。そして借方:貸方の合計額が等しいことを確認します。それからそれぞれの科目の残金が正しいことを確認します。でも、私は現金と普通預金だけかな。横方向が違う場合、記帳漏れがあるので、よく確認しましょう。縦の合計額が合わないのはありえないのですが、そもそも期初で等しくなっているのか「前期から繰り越し」か「1月1日」で絞りこんで確認しましょう。あとACCESSやEXCELでありがちなのは、2012年になってから作業したために日付が2012年で入っている(2011年の集計から漏れる)。

そこまであっていたら、いよいよ期末処理です。

租税公課:未払金 XX円(翌年2月の固定資産税を計上する場合)

未収金:賃貸料 YY円(12月分の家賃が入っていなかった場合)

等、12ヶ月分毎年均等に計上するようにしましょう。

最後の大物、減価償却を残して、私はE-TAXと並行して作業します。繰り返しますが、IE9だと駄目だったので、Chromeでやりました。ログインして、昨年のデータ(ローカルに.dataで保存されたもの)がある人は貸家情報等使えます。去年白色申告で作成したものでしたので、私は使えませんでした。。。来年に期待です。

一応、マメに保存されることをお薦めします。ファイルどんどん増えますが、まとめて保存しておけば来年もなんとかなるでしょう。

画面に出た損益計算書に試算表から順次入力していき、家賃等は試算表の合計額ではなく契約毎に入れるので再入力になりますが、我慢していれていきます。(来年もきっと使えます!)

減価償却も評価額等いれていけば、自動で償却額を計算してくれます。これをACCESS側まで戻って仕訳しましょう。「2011年12月31日 減価償却:建物 XXX円」。まったく簡単です。(嘘があります。詳しくは次のエントリーで)

以上、入力を終えると「青色申告特別控除前の所得金額」が出てきます。この数字は大事なのでメモ取り、続いて「貸借対照表」の入力をします。65万円でなく、10万円の控除の場合、提出義務はありませんが、私は作成して提出しました。固定資産・敷金預かりの備忘としても大事なことなので折角なのでやりました。減価償却の仕訳を入れたので、試算表をACCESSから再度出力して、また転記していきます。終わったら、次は確定申告ですが、その前に提出書類をpdfで保存しておきましょう。そして、ACCESSから勘定科目毎に1年分出力して、提出書類と一緒に綴じておきます。これで「損益計算表」「貸借対照表」「総勘定元帳」ができあがり、「正規の簿記」と主張できると思います。それと「固定資産台帳」はあるといいと思います。ACCESSの日付順の仕訳入力が「仕訳帳」そのものだと思いますが、これは私は出力していません。

さらにBSをもとに、ACCESS上で12月31日の「後期に繰り越し」処理と1月1日の「前期から繰り越し」を仕訳しておきましょう。「元入金」だけ同じ金額になりません。