ubuntu server 1804でiDempiereサーバーを構築
フリーのERPということで、評価の高いiDempiereを仮想環境(Hyper-V)上のubuntuに入れてみました。
基本、公式サイトと非常に詳しい日本語サイトを作られている方がいあるので、見ながらやれば大丈夫と言いつつ、もちろんはまったので、記しておきます。
Installation on Debian - iDempiere en
iDempiere(アイデンピエレ)のインストール AWS - EC2 : Ubuntu12.4LTS(前半) - OSS ERP Compiere Distribution Lab
まず、GUI環境はない状態でやりました。Webブラウザで仮想環境上のサーバーにアクセスするようにしたかったので。
1.ubuntu1804 Server LTSのインストール
2.taskselのインストール>LAMP環境の構築
Apache入れないとWebサーバーがない状態なので、多分必要なのではないかと。
ここまでは自分の前の記事見てもらえるとヒット数が稼げます。m(__)m
MySQLのrootでログインできない:ubuntu 18.04 Server とMysql5.7 - mosyoesyoe's blog
3.PostgreSQLのインストール
taskselでpostgresを選べばOK。
/etc/postgres/10/main/以下の"postgresql.conf"と"pg_hba.conf"ファイルの設定をしないと外部からの接続に支障をきたします。設定変えたら、sudo service postgres restartで再起動。
その後、参考サイト様同様、コンソールで、下記のように入力。MySQLと違ってログインとかいらないのね。("sudo" もいらないです。)
psql -U postgres -c "CREATE ROLE adempiere SUPERUSER LOGIN PASSWORD 'adempiere'" <<パスワードは適当に
createdb --template=template0 -E UNICODE -O adempiere -U adempiere idempiere
psql -d idempiere -U adempiere -c "ALTER ROLE adempiere SET search_path TO adempiere, pg_catalog"
4.java環境の構築(openJAVA)
ここではまりました。普通のインストールは
sudo apt install default-jdk
でOKですが、これだとJAVA 11がインストールされます。こいつだと、iDempiereの構築時にエラーを吐かれます。JAVA 8を指定してインストールしましょう。
sudo apt install openjdk-8-jdk
これでOKと思われますが、私の場合、不幸にも新しいバージョンが入ってしまったので、そういう時は
sudo alternatives --config java
で、古いバージョンを優先させましょう。
5.iDempiereのインストール
5.1 ファイルをダウンロード
https://sourceforge.net/projects/idempiere/?source=directory
私の場合、上記の5.1Daily.gtk.Linux.x86_64.zipを使いました。
5.2 フォルダを作成・フォルダ権限設定・移動・解凍
ちょっと省略(笑)
5.3 コマンドでインストール
展開されたフォルダの~~/idempiere.gtk.linux.x86_64(みたいなバージョン)/idempiere-serverフォルダに移動し、
sudo sh console-setup.sh
これでJavaで不具合なければ、進むはず。Javaのフォルダが違うなら、/usr/lib/~~と
正しい場所を指定します。その後、結構な設定項目を聞かれます。正直、よく分からない。。。
cd utils
sh RUN_ImportIdempiere.sh
下位のutilsフォルダに移動し、データ入れないといけないようです。とても時間がかかります。
5.4 サーバーを起動
上位のidempiere-serverフォルダに戻り、起動
sudo sh idempiere-server.sh
ctrl+c で止められます。私の場合、外部からブラウザで使ってみるので、これでOK
http://(IPアドレス):8080/webui/
にアクセス。
User:SuperUser Pass:Systemと
User:System Pass:System
でログインできることを確認。 とりあえず、今日はここまで
MySQLのrootでログインできない:ubuntu 18.04 Server とMysql5.7
ubuntu 18.04がリリースされました。新しいサーバー環境を作ろうと、早速、Server版をインストールして、LAMP環境を構築したのですが、MySQL関連で結構はまりました。難しいですね。
本題の前にubuntu18.04でのLAMP環境の作り方(まずはWindows10 ProのHyperVで作ってます)
1.ISOファイルを準備して、仮想マシンを作成 (セキュアブートを無効にしないと駄目)
2.まとめて入れるには、taskselが便利というか、2年前はそうだったはず。
sudo apt install tasksel
sudo tasksel
apt-getじゃなくなったの?とか思いつつ、見慣れたtaskselの画面でインストールすると、MySQLのパスワード聞かれたかな?と思いつつ、作業を続けたのでした。
さて、パスワードですが、MySQL 5.7では、勝手にrootのパスワードが作成されているそうです。それの見方はいろいろ出ていますが、おそらく推奨のやり方はコマンドで設定するのだと思います。
sudo mysql_secure_installation
と打ち込むと、YesNoの質問と、rootのパスワードを設定できます。パスワードの複雑さの設定も合わせて行われます(validate_password_policy)。
ここまででも、ネット情報を調べつつ苦労していたのですが、端末から入ろうとするとエラーが。。。
mysql -u root -p
ERROR 1698 (28000): Access denied for user 'root'@'localhost'
インストール直後ではまる人は多いのか、いろいろ情報はあります。rootパスワードを
初期化する方法等。。。やってみると確かにパスワード無しでmysqlにログインできたのですが、なんか症状が違うように思えて、さらに調べました。
あれ?
sudo mysql -u root -p
だと、先程設定したパスワードでログインできます。ユーザーの認証の仕方が違うようです。
入り方が分かれば、私はこのままでよくて、外部から接続できるように新しいユーザーを作成して、mysqld.cnfの「bind-address」の設定を変更して、とりあえず、使えそうです。ネット情報は偉大です。下にリンク貼ります。いろいろありがとうございました。
MySQL 5.7 をインストールしたら最初に行うセットアップ | WEB ARCH LABO
Mysqlで「Access denied for user ‘root’@’localhost’ (using password: NO)」 - ITの隊長のブログ
カードリーダーが認識しない:eTaxではまる>Windows10のせい?
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
放置続きのブログですが、年末年始は会社が忙しく、年末調整から支払報告書。固定資産税(償却資産)の申告と目白押しです。
eTax・eLTaxのおかげで、大分楽になったのですが、今年はつまらないトラブルに見舞われました。。。
- NFCポート自己診断だと、品番はでるが、カードが認識できない
- JPKI利用者ソフトだと、動作確認ボタンを押すと、「R/Wのタイプが不明です」と表示される
- PCDesk等の申告ソフトだと、当然、読めません的なエラーが出ます。
公的個人認証サービスとは | 公的個人認証サービス ポータルサイト
から見られるカードリーダーには、もう載っていません。先程書いたとおり、昨年10月には使えたんだけどな~と思いつつ、NFCポート自己診断のカード認識できないということを信じて、タイミングがあっていたこともあり、カードを交換しました。
結果、変わらず・・・。
申告ソフトがバージョンアップで対応しなくなることあるのかな~と思い、新しいモデル買おうかと思ったのですが、原因は違いました。
なんと、Windows10を更新すると、再インストールしないといけないそうです。つまり、Windows10は年2回くらい、大型アップデート(ソニーのサイトで書いてある「更新」)が行われますが、その都度、ドライバー等のアップデートが必要とのこと。- NFCポートソフトウェアリムーバーを実行 >PCを再起動
- NFCポートソフトウェア(ドライバ)をインストール
- PC/SCアクティベーターfor Type B(ドライバ)をインストール(「RC-S330、RC-S370ご使用の場合」とありますね)
タイに行ってきました:タイ航空のインターネットでの事前チェックインが便利
少し前になりますが、仕事でタイに行ってきました。2週間ほど。
以前に出国審査が簡単になるのを紹介しましたが、今回のタイ航空はまたまた便利です。下は以前の記事。
今回紹介するのは、タイ航空のホームページにある「i-チェックイン」というサービス。アプリ版もあるらしいですが、私は家のPCからやりました。日本だと、成田・羽田・札幌・名古屋・大阪・福岡の空港での出発時に、フライトの24時間前~1時間前に手続きできます。
簡単な手続きですし、日本語ですから、自分のペースで進められて、楽ちんでした。
成田空港では、長いエコノミーの列を尻目に専用の受付口で手続き(手荷物の預け)できます。皆さんがやるようになると、また待ち時間が変わるでしょうけど、私の時は、数名しかいませんでした。
帰りのバンコクからももちろん対応しているのですが、スマホではないので、紙に出力する方法がなく、またこれだけやっている人が少数だと上手く伝えられる自信がなく、諦めました。
ともかく、時短に繋がるすばらしいサービスだと思いますので、是非ご利用ください。私は次行く機会があるか分かりませんが。。。
RyzenにWindows Vistaをインストール>>完敗
また更新が滞ってました。すいません。
いつもの放置状態のお詫びは早々に切り上げて、この3連休はタイトルのアクションに挑戦。
マイクロソフトによるサポートが切れているOSを入れるのはどうかと思いますし、AMDでもWindows10か7しかドライバーを提供していないのを重々承知の上で、挑戦しました。
Windows7に入れる情報は結構あるのです。私もできました。
AMD RYZEN搭載PCにWindows7をインストール | E.i.Z
で、同様の手順でできないものかとやってみたのですが、なかなか手強く、玉砕でした。
構成:
Ryzen 7 1700
GIGABYTE GA-AB350M-Gaming 3 (BIOS F6)
GeForce GTX1060
やり方(できないけど):
1.PS/2接続のマウスを取り付け・あとUSB接続のキーボード
2.SATA接続のDVDからUEFI起動でインストールディスク(Vista Home Premium x64 SP1)を起動<<SP2があれば違ったのか、興味あるます。。。
3.マウス操作だけでインストールは順調にできます。
4.ユーザー名を指定するところで、第一にはまる。USBキーボードは反応せず(ドライバが入ってないから)。マウスだけの操作ですが、ソフトウエアキーボードが出ません(涙)。その前のプロダクトキー入れるときはソフトウエアキーボードで入力できるのですがね。
で、仕方ないので、ユーザー名の入力欄で、右クリック>UNICODE制御文字を入れる
5.次に進めるがパフォーマンスチェック中で進まなくなる。数時間しか待ってないけど、私にはこれ以上待てません。
6.強制的に再起動。なんやかんやで、デスクトップまではいけます。うん、Vistaのインストールはできるよ。
7.ドライバを入れないと、結局PS/2マウスでしか操作できない。別のSATA接続のHDDに入れたドライバー類をダブルクリックでインストールしようとしましたが、Windows7用AMD公式ドライバーは途中でエラーが出て止まる。GIGABYTEのドライバーも同様。
http://support.amd.com/en-us/download/chipset?os=Windows%2010%20-%2064
8.SP2にアップデートしてからと思い、やってみましたが、これも途中で止まってできませんでした。
9.そうそう、グラボですが、最新のドライバーはダメでしたが、昔のエントリで書いた古いドライバーだと、インストール成功。画面は広く使えるようになります。
古くても使えます:Geforce GTX 1060:Vistaの対応 - mosyoesyoe's blog
以上、失敗の報告でした。誰か、ドライバー作って。もしくは、別のマザボで、別のドライバーだったら、インストールできるのがあるのでしょうか。
網戸の外し方:外開き窓(横開き)についている、内側に開く網戸篇
本格的な夏を前に、網戸を外して洗っています。普通のはともかく、このタイプの外し方がやっと分かったので、備忘がてら書いておきます。我がブログはなんだか網戸絡みがトップアクセスなのでw
写真のように、窓が外に開いて、内側に開くのが網戸です。回転根元部に下の写真のように何やらついているのですが、使い方がさっぱりでした。
上の部分。なんか軸がプラスチックにカバーされています。。。
外し終わった図。上側のこの軸が実は
この斜めの部分で上下動させられます。動くと写真の通り指一本で軽く動かせます。なので、外す時は、この稼働部である上側プラスチックを指で下に下げれば、簡単に外せます。分かるととても簡単でした。
(2018/5/27 以下追記)
上の記事は嘘です。簡単には外せません(笑)
一年後の私は上下動する樹脂部分の下をラジオペンチで引っ張りました。可動部が分かっていれば簡単です。段々、紹介する作業が雑になってきたので、もちろん自己責任でお願いします。
あと、ブログのメンテがてら、「網戸」タグを作成しました。
パソコン新調しました:ライセンス認証篇
さて、マザーボードを交換して、Hyper-Vも使えるようになったけど、前述のとおり、Securableでの表示もおかしいし、なにやらプチフリ気味な症状もあり、きれいさっぱりと再インストールすることにしました。
で、あんまり考えず使っていたのですが、本日、ライセンス認証がされていないことに気づきました(汗)。。。
Windows10はご存知の方も多いでしょうけど、再インストール時にはプロダクトキーを入力しないでも(入力しない方がよい?)ライセンス認証が自動で済むようになりました。
その感覚でいたものですから、クリーンインストールして各種ソフトの設定をしていました。でも、モデルは一緒でも別のマザーボードになっているので、別PC扱いなんですね。当たり前です。これでライセンス通るなら、同じ構成のPCに対してOS一つしか買わない輩が続出してしまいます。
慌ててライセンス認証したのですが、無情にも「エラーコード 0xC004C008 プロダクトキーが他のPCで使われています」とはじかれました。えぇ使っています。修理交換で引き渡した、前のマザーボードです。こうした場合、サポートにあるように「ハードウエア構成の変更後に再度ライセンス認証を行う」ことができるようです。・・・できるはずです。私はできませんでしたが。。。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/20530/windows-10-reactivating-after-hardware-change
マイクロソフトアカウントが、私の場合、古くてもう存在していないメールアドレスのため、どうしようもなくなってしまいました。。。
結局、電話でのライセンス認証を初めてやりました。自動音声とかではなく、生身のオペレーターが応対してくれるのですね。びっくり。
以上、結構な数字の羅列のやりとりをして、無事認証が通りました。1ヶ月以内で別のハードでライセンス認証しようとしていたのですから、それは引っかかりますよね。
ちなみにWindows10 Pro の製品版です。高いやつだから助かったのかもとも思います。
でも、気づかないだけあって、他のソフトは全部大丈夫でした。一応、情報あげておきます。
Microsoft Visual Studio 2010 Professional with MSDN Essencial(開発者ライセンス MSDN E~~はとっくに期限切れ)
Microsoft Office 2007 Professcional 製品版
JUSTSYSTEM 一太郎2015(同一ユーザーなら3台まで導入利用可)
短いスパンですが、意外にも通るものですね。特にMicrosoft Office
ちなみに、再インストール前には、SSDがOS・アプリの認証後に同一モデルの別マザーに組み込まれていたわけですが、ライセンスがどうこうとはならず動いていました。いろいろ調子悪かったけど。。。